大規模な災害が発生した場合、断水地域にガス水道局の給水車に加え、他自治体等の応援に
よる給水活動を行いますが、十分な体制が整うまでには、災害発生から3日程度かかるといわれ
ています。
人が生きていくためには、最低でも1人1日約3リットルの飲料水が必要なことから、
1人当たり9リットル以上を目標に、ご家庭での飲料水の備蓄をお願いします。
〔 1人1日3リットル × 3日分(1人当たり) → 1人当たり9リットル 〕
家族分の飲料水は、防災用の保存水や市販のペットボトル水の買い置きなどが有効です。
ただし、賞味期限には注意が必要で、しまいこんだまま忘れることがないよう、定期的に入れ
替えることを心がけましょう。
断水した際に困るのが、水洗トイレ用の水と言われています。あらかじめ、浴槽1杯分の水をため
おきしてあれば、水洗トイレを約20回使うことができますので、お風呂の水はすぐに落とさずに、入る
直前に入れ替えるなど日ごろから身の回りの水をためておく習慣をつけることも大切です。ただし、
下水道等施設の使用が制限されている地域では、水洗トイレを使用しないでください。
ガス水道局では、災害時に被害を最小限に抑えるため、施設の耐震化を進めると
ともに、断水した場合には、市民の皆様へ迅速に応急給水を行う体制づくりを進めて
います。
上越市ガス水道局 計画調整課 計画調整係
TEL:025-522-5519
FAX:025-525-9969